各国の平均身長推移について[バレーボール関連][日本・世界経済状況も絡めて]

データ分析

  こんにちは。本ブログコメント欄で、バレーボール選手のスキルについて話し合う中で上がった、「国別平均身長」の話題について、面白いデータを見つけたので共有したいと思います。

G20各国の平均身長推移:1985年から現在まで

  情報の出所は「統計情報リサーチ」というサイト。特徴的なのは、単にある時点での平均身長を示すだけでなく、特定の年齢層、ここでは19歳を対象にした平均身長の推移を示している点です。これにより、各国の身長変化のトレンドがより鮮明に捉えられます。

世界の平均身長ランキング:ヨーロッパ諸国が上位を占める

  まず注目すべきは、平均身長の上位20位以内はほとんどがヨーロッパ諸国で占められているという事実です。それに対して、東南アジア、南アジア、アフリカ、オセアニア諸国は平均身長が低い傾向にあります。

G20各国の平均身長推移:中国の急速な伸び

  次に、G20各国の19歳の男女の平均身長の1985年以降の推移を見てみると、いわゆる先進国の平均身長は大きな変化がない一方で、トルコ・ブラジル・中国・韓国では大きく平均身長が伸びています。特に中国は1985年から2019年までの間に平均身長の伸びが全世界で最も大きいという結果になっています。

日本・韓国・中国の平均身長比較

  東アジアの3か国、日本・韓国・中国にスポットを当ててみましょう。「東アジア各国の19歳男女の平均身長の年次推移」と題した折れ線グラフをご覧ください。

  1985年時点では日本の平均身長が最も高かったのですが、その後1950年ごろに韓国、2007年ごろには中国にも抜かれています。この変化は韓国と中国での栄養状態の改善が大きな要因と考えられます。最も平均身長が低くなってしまった日本の栄養状態が最も悪いわけではないと考えます。

  韓国と中国の人々にはもともと日本人以上の長身となる素養があり、それが栄養状態の改善に伴って顕在化したというのが妥当な見方でしょう。何故なら、中国の一人当たりGDPが日本に比べてまだまだ低く、中国が日本より栄養状態が良いとは言うのは無理があるためです。

  しかし、北朝鮮の平均身長も大きく伸びていますね。北朝鮮からのデータをどの程度信用して良いのか?という部分はありますが、気になります。

まとめ:国別平均身長を考える

  以上、今回はバレーボール選手のスキルの話題が発端となり、国別平均身長のデータを見てきました。このテーマは日本の経済停滞とも関連するため、今後も引き続きデータを分析し、その結果を共有していきたいと考えています。今回の情報が皆さんの興味を引き、何か新しい発見や考察の一助になれば幸いです。

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