やはりイタリア、強かったですね。画像はスパゲッティを自慢げに強く勧めるイタリア人男性です(笑)。
日本vsイタリア戦:両チームのパフォーマンス比較分析
まずはチームとしての総力の比較です。最初は得点力です。
戦前の予想としては、やや上回るかと思われたアタック効果率(Attack Efficiency)ですが、イタリアが上回っています。結果、総得点でもイタリア優位の展開になりました。
次に守備ですが、戦前の予想ではレセプション効果率(Reception Efficiency)でやや日本が上回わるように思われました。しかしこの試合では明らかに日本のレセプションが乱されています。この日の日本は、「レセプションを乱される⇒効果的な攻撃に結び付けられない⇒アタック効果率が抑え込まれる」という負けパターンに嵌ってまったようです。
次にサーブとブロックです。例によって、バブルの重なりは凡例をクリックして解消できますので、よろしくお願いいたします。
サーブ(Serve Efficiency)・ブロック(Block Efficiency)に関してはでは、両チームに大きな差はありません。アタックが抑え込まれるパターンとしてはブロックで抑えられるパターンも考えられますが、この日、日本が効果的な攻撃を展開できなかったのは、レセプションを乱された結果と思われます。
日本vsイタリア戦:選手別のパフォーマンス比較分析
得点力
上記の通り、選手別で見ても全体にアタック効果率が抑え込まれています。この日、高橋藍選手に代わって先発した大塚選手がややアタック効果率が高く、大塚選手により多くのトスを供給していたら、もしかすると流れが変わったのかもしれません。
対してイタリアチーム各選手の得点力チャートも掲載します。
戦前の予想通り、16番のオポジットが攻撃の中心ですが、5番と15番も劣らぬパフォーマンスを見せました。
守備力
次に守備力です。下が日本チーム各選手がこの日見せた守備力パフォーマンスです。
大塚選手がディグで大いに活躍しましたね。しかし大塚選手含め、全体にレセプションは崩されていたようです。
次にイタリアチーム各選手の守備力パフォーマンスです。戦前の予想からするとイタリアチーム各選手のレセプション効果率は平均20%くらいかと思われましたが、この日のそれは25%ほどと、改善されています。逆に言うと日本のサーブが攻め切れていなかったということでしょう。
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