[バレーボールデータ分析]VNL2023女子 ドイツチーム戦力分析

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  テレビ放送を楽しみにされている方もいらっしゃるかと思いますので、本日の韓国戦の結果には触れません(笑)。日本女子にとっての次戦となるドイツ戦に先立ち、ドイツチームの戦力を分析してみます。使用するデータはこれまでの累積データです。ドイツは5戦戦ってますので、その累計データを使用します。比較の対象として日本チームデータも使用しますが、こちらも、これまで6戦の累計データを使用します。

ドイツチーム得点力分析(日本チームとの比較)

  下のチャートがドイツチームの選手別に得点力を示すものです。比較の対象が無いとピンとこないので、続いて日本チームの同じチャートを掲載します。ドイツと日本チームでは試合数もセット数も異なりますので、その影響が出ないよう、主要データはセット当たりの数値を使用しています。例によって隠れたバブルを見るときは、凡例をクリックすることでバブル表示を調整ください。

  横軸はアタック効果率(Attack Efficiency)で、ザックリ言いますと各選手のアタックスキルレベルを示すものです。但し、この指標はMBがOHに比べ高い値になりますが、MBがOHに対して優れているという意味にはなりません。

  縦軸はセット当たりのアタック打数(Attack Total/set)で、ザックリ言うと、セッター及びチームの信頼度が反映されます。最も打数が多くなるのが、いわゆるエースアタッカーです。

  バブルの大きさは、セット当たりの総得点(アタック+ブロック+サーブ)で、チーム内お得点貢献度を表します。総得点中アタック得点が大きな割合を占めますので、バブルの位置が右にあるほど、また上にあるほどバブルが大きくなります。ザックリ言いますと、バブルの大きさが「結果」で、バブルの左右・上下位置が「結果を生み出した要因」と言う関係になります。

  両チームを比較しますと、ドイツチームにおける12番が「絶対的エース」的存在と分かります。また21番、14番のMBの得点力の高さも特徴の一つになります。

ドイツチーム守備力分析(日本チームとの比較)

  次に守備力です。ドイツの絶対的エース12番がレセプションしていることが分かります。これまでの試合では安定していたようですが、なんとかサーブで攻めて12番の攻撃を封じたいですね。

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