トルコ戦、勝ちましたね。戦前の戦力分析では「順当にいけば、間違いなく負けます」と申しましたが、トルコは絶対的エースである4番の選手を何故か欠場させました。日本にとって良かったのか、悪かったのか。とりあえず、トルコ戦は置いといて、残る3試合、特に予選ラウンド最終戦となるイタリア戦含めしっかり勝っていきたいところです。
今大会不調のイタリアですが、世界ランキングは第3位、今大会もアジア最強の中国に勝っています。ブラジルとも接戦を演じています。決して楽に勝てる相手ではありません。
イタリア戦力の対日本チーム比較分析
得点力について
下は、これまで9試合のデータからのイタリアチーム各選手の戦力を示すチャートです。まずは得点力。例によって、バブルの重なりは凡例をクリックして解消できますので、よろしくお願いいたします。
同様に下がこれまで9試合の累計データから日本チーム各選手の得点力を示すチャートです。
日本チームは古賀キャプテン依存度の高さが目立ちますね。私の眼には古賀キャプテンがかなりお疲れ気味に見えるのですが、それでも彼女に打たせ続けますかね?相手ブロッカーとしても、日本の攻撃は読みやすい状態になっていないでしょうか?
イタリアチームと比べてもそうですが、日本人アタッカーは概してアタック効果率が低いため、より多くのアタック打数で得点を稼ぐ必要があります。外国のバレー選手事情に詳しくないのですが、日本人バレーボール選手には大けがを経験する例が少なくありません、トルコ戦で復帰、出場した長岡選手もその一人ですし、狩野舞子元選手の例も良く知られています。
同等のアタック効果率の選手が複数いるなら、特定選手にトスを集中するのではなく、できるだけ散らして相手ブロックを翻弄べきです。またアタッカーの怪我リスクを最小化する意味でも、そうすべきです。まさかとは思いますが「too late」になる前に速やかに是正して欲しいものです。
イタリアチームに関しては、15番の選手がエースのようです。しかし、6/28のブラジル戦で突如3番の選手が現れ、15番の選手とタイで最多得点を挙げたようです。
守備力について
次にイタリアチーム各選手の守備力を示すチャートです。
比較のため日本チームの同様のチャートを掲載します。
守備面では日本が特にディグ効果率の面で高い水準にあるようです。アタック打数をで上回らなければいけませんので、日本は守備では絶対負けられません。
謎のイタリア3番の選手
背番号3番と言う数字から連想されるように決して新人選手と言うわけではないようです。レセプションも担当しているようです。
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