[バレーボールデータ分析][Girl’s U19 World Champ 2023][本日深夜準決勝トルコ戦に先立ち、戦力分析][ミライ☆モンスター 秋本美空選手に注目!]

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  秋本美空選手って知ってました?いま世界の注目を集め始めている高校2年生のバレーボール選手です。

  2010年~2012年のバレーボール日本女子代表を応援していたファンなら「ミク」ちゃんと言う名前をぼんやり記憶している人もいるのではないでしょうか?彼女は今、世界U19女子選手権大会日本代表として世界を驚かせる存在に成長したようです。

  上の「世界を驚かせる存在に成長」のリンクをクリックしたら、分かってしまいますよね。ロンドンオリンピック銅メダリスト大友愛さんのお嬢さんです。2010年~2012年当時、日本代表選手らに可愛がられていた女の子が世界の注目を集める存在に成長したようです。

  何が凄いかと言うと、その得点能力。「Girl’s U19 World Champ 2023」大会の現時点(2023.08.10 AM)でのベストスコアラーとベストアタッカーを独占しているのが秋本美空選手なのです。

  たまたま気づいたのですが、彼女はシニア日本女子代表の一員でもあります。もしかするとひょっとして、秋の大会(FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023)に登場するかも知れませんね。

  秋本美空選手率いるU19日本女子代表ですが、昨日タイとの準々決勝で勝利し、本日8月10日深夜、トルコとの準決勝戦に臨みます。そこで例によって戦力比較してみました。

トルコU19戦力の対日本チーム比較分析

得点力について

  下は、これまで6試合(*1)のデータからのトルコチーム各選手の戦力を示すチャートです。まずは得点力。例によって、バブルの重なりは凡例をクリックして解消できますので、よろしくお願いいたします。

  実際にはトルコチーム、現在まで7試合を戦っています。上で「6試合(*1)」としたのは、7試合中1試合(ナイジェリア戦)のスタッツが公式WEB上で未登録状態になっていたためです。単純に大会スタッフのミス(スタッツ記録係をアサインしていなかったとか)が原因と思われます。そのため、下は6試合の集計になります。

  同様に下がこれまで7試合累計データから日本チーム各選手の得点力を示すチャートです。(日本チームのデータは7試合分正常にWEB登録されていました。)

  トルコは4番と14番のOH[WEB登録上「O(オポジット)」となっていますが、レセプションも担っているようですので攻撃専門のオポジットではないと思われます。そのため、ここではOHとします。]が攻撃の中心選手ですね。日本チームで最も高いアタック効果率を持つOHである秋本選手を若干上回るアタック効果率のようです。

  日本代表はシニアでもそうですが、トスが一人の選手に集中する傾向があるようです。1番の笠井選手や4番の大森選手、MBの8番伊藤選手、11番北川選手にもより多くトス配分すればブロックをかわし易くなって、アタック効果率も全体に向上すると思います。

守備力について

  次にこれまで6試合のデータからのトルコチーム各選手の守備力を示すチャートです。

  比較のため、これまで7試合の累計データから日本チームの同様のチャートを掲載します。

  日本の守備については7番リベロの西川選手が素晴らしいですね。彼女は現時点でベストディガーです。また、チーム全体としてディグ能力でトルコチームを上回っています。

  攻撃力では若干トルコが上でしょうか。守備は逆に日本が上回っているようです。どちらが勝ってもおかしくないと思います。

  仮にこのタイミングでU19がメダル獲得でもするなら、シニア日本代表には良いプレッシャーになると思われ、是非そうなって欲しいと思います。

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